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蜘蛛女のキス@東京芸術劇場 [観劇]

前から観てみたいと思いつつ、何故か観る機会のなかった作品の一つ。
今回はミュージカル版。ストレート・プレイ版とはずいぶん趣が違うんだろうな。
なんたって全ての象徴というかイメージの世界の具現化である”蜘蛛女”が
出てくるのがミュージカル版の徹底的な違いであるが、その蜘蛛女が
朝海ひかるさんだったことで、更に強烈な印象が残る。
魔性の女で、でも中性的で、ちょっと妖精というかスピリチュアルな象徴的な存在。
そんな役割がすんなりハマっていて、本当はもっと生々しいんだろうこの作品が
綺麗な感じに仕上がっているのは、宝塚の荻田演出と朝海効果か。
朝海さんのダンスは、素晴らしく発達した筋肉で躍動感が抜群。さすがです。
でもステッキの扱いには苦労していたご様子・・・

石井さんのモリーナ、ミュージカルとはいえ、かなり芝居の要素が濃いので、
彼の健闘ぶりを讃えたいと思う。歌唱力の安定感は言うまでもないが、
モリーナの葛藤も的確に伝わってきた。
対する浦井さんのヴァレンティン、モリーナに比べるとインパクトが小さい
キャラクターなので、難しい役どころとはいえ、ちょっと薄かったかな。
熱演は認めるんだけど。2階席で遠目に観ていたせいか、薄汚れた感じの
ヴァレンティンが、段々ジョージ・マイケルに見えてきてしまった・・・・のは私だけ、よね?

宝塚以外のミュージカル観るの久しぶりかなぁ?
・・・・・そういえば実は先月、松尾スズキ”キャバレー”を観たのにレビューしていなかった(汗)
またの機会に。



 


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夏のエンタメ・レビュー Part 5 - LAST [観劇]

気がついたら、もう9月が終わってしまう・・・・ 
夏を振り返ってる場合じゃなくなってきた。

というわけで、この夏の観劇記録。最後はノンセクションで。

★社長放浪記 (@本多劇場)
 伊東四朗さんはやっぱ凄いわ。最初に舞台にただ出てきただけで笑いが起きる。
 素で出オチができる、根っからの芸人なんだなぁ。
 三宅裕二と佐藤B作という2人の座長格を従えて、圧倒的な存在感で笑わせてくれた。
 癒されます♡
 舞台もストーリーも陳腐といえば陳腐だけど、逆に大人の娯楽といった安心感。
 客席の年齢層もぐっと高かった。

★レ・ミゼラブル (@帝国劇場)
 毎年やってるからいつでも観られるような気がしてついついサボっていたら、
 ずいぶん久しぶりの鑑賞となってしまった。
 ジャン・バルジャン: 別所哲也 / ジャベール: 阿部裕
 私が行った日は、阿部さん、安崎さん(テナルディエ)、田中さん(テナルディエ夫人)の
 東京千秋楽だった。安崎さん、最後の挨拶で「マリウスからテナルディエにいった役者は
 おそらく今までいなかったのではないかと・・・」とおっしゃっていた。確かに凄い変貌だ。
 キャストは微妙に変わっていても、作品の力は大きい。ラストはいつも涙・涙(@_@。
   
★ヴェニスの商人 (@銀河劇場)
 開演前からロビーには仮面をつけた役者さん達が既にパフォーマンスを始めている。
 

 市村正親 VS 藤原竜也の舞台。加えて西岡徳馬、寺島しのぶ他、実力派揃いの
 見応えのある舞台だった。演出も舞台装置も斬新で、大満足。
 市村さん@シャイロック、ユダヤ人側の哀しさを見事に表現して、この作品への
 見方が変わった気がする。流石の存在感。

こまつ座- ロマンス (@世田谷パブリックシアター)
 これまた凄いガチンコ舞台だった。
 大竹しのぶ、松たかこ、段田安則、生瀬勝久、木場勝己という実力派の中で
 井上芳雄くんはちょっと苦戦していたけどこれは仕方がないかも。健闘したというべきだろう。
 チェーホフの一生を少年・青年・壮年・晩年(といっても実は若くして亡くなっている)と
 4人の男優が演じる。彼を取り巻く人々を全員が何役もこなし、くるくると人生を見せてくれる。
 これも観に行ってよかった、と思える舞台だった。

本当はPiper公演を8月に観に行く予定だったのだが、仕事の為断念。
久しぶりに大王(後藤ひろひと)に会いたかったんだけどな。

明日から10月。
松尾スズキ演出の”キャバレー”が今から楽しみ♡ 


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コーセーアンニュアージュトーク@恵比寿ガーデンホール [観劇]

第184回コーセーアンニュアージュトーク
ゲスト: 姿月あさと VS Studio Life (曽世海児・岩﨑大・甲斐政彦)

ひょんなことから、初めて参加することになった。
宝塚と男優集団のコラボ、今までもこういう機会はあったのだろうか?
とにかく私としては、両方ともどっぷりハマってきた対象なので興味津々であった。
そして、トークイベントが始まると・・・・・・・・

もう最初から最後まで笑い通し。
姿月さんの天然っぷり - いや、同行の人達の話によると普段はもっと凄いらしい。
曽世さんは、うまく仕切ろうとしていたが、かなり姿月攻撃に陥落していた。
岩﨑大くんは、予想通り放置プレイ的だったが、結構必死にトークしようとする
姿勢も見えて、でも空回っている感じが可愛かった。
甲斐さんはいつも通り? あのブログの面白さがトークにも生きればねぇ。
司会のマークさんという方が、かなり乱暴な進行をされててライフの皆さんは
ペースを崩されっぱなしだった(^_^;)
話題としては、どうして宝塚に入ったのか、ライフに入団したのか、どんなレッスンをするか、
どうやって台本を覚えるか、等極めて役者的、舞台人的スタンダードなテーマに沿っていた
はずなのに、特に姿月さんの受け答えが独特のテンポで、ひとつひとつがもう可笑しい。
私は、この10年間近く、かなりライフはしっかりと観てきたものの、宝塚はご無沙汰。
姿月さんの現役時代はほとんど知らない。
この春から日本で生活を始めたとのことだが、PASMOやSUICAの使い方もよく
わからないそうな。でも、現役の宝塚のスターさんも同じような状態じゃなかろうか。
その点、ライフの役者は実にエコノミーな生活をしているからなぁ。

リベル・タンゴでの姿月さんの歌とライフの面々の踊りとのコラボ。
一番格好良かったのはもちろん姿月さんでした。ははは。

いやー、それにしてもよく笑った。姿月さん曰く、これが美容にいいんですと。

 


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宝塚BOYS@ル・テアトル銀座 [観劇]

ここ2週間ほど、宝塚しか観ておらず、ストレートプレイは久しぶり。
しかも演目が”宝塚BOYS”(笑)

宝塚歌劇が90年以上という長き歴史を紡いできた理由を、改めて思い知らされる。
頑ななまでに守り続けられたものが、その歴史を支えてきたのだと。
男子部という夢に破れた彼らの言葉「俺達のせいでも、運のせいでもなく、ただ、ここが
宝塚だったから」に全てが集約されているような。
今でこそ、最早宝塚歌劇に男性を出演させようなどという発想はないだろうが、
ここまで確立した宝塚のアイデンティティは、こういう陰の歴史の上に培われて
きたものなのだろう。

私のお気に入り、吉野圭吾さんは、素人ばかりのBOYSの中では一際異彩を放ち、
しかし、芝居は終始極めて抑え目で渋かった。失礼だが、こういう吉野さんを観たのは
初めてなので驚くと共に、ますます惚れ直してしまった♡
吉野さんに限っては、宝塚ワールドの中に入っても違和感ないかも・・・・・・というくらい
ラストのレビュー場面では本領発揮とばかりに輝いていたのだった。

須賀貴匡くん、すっかり舞台俳優になったなぁ。
台詞は聞き取りやすいし、芝居もしっかりしている。
蜷川舞台に出演してきた成果が出ているのかな。
羽を背負ったレビュー衣装、ギリ合格だったのは、
イケメン須賀っちと吉野さんだけだった(^^)v

葛山信吾さんは、生真面目で頑なで不器用で・・・・ソノ気があるのでは?な青年が
ぴったりとハマっていた。ヘタレ二枚目やらせたら天下一品だわ(失礼)

山路和弘さんの渋いながらも時に可笑しく、時に中年の悲哀漂う芝居が良かった。
彼の台詞回しはテンポがよくて心地よい。
初風諄さんの歌声は、相変わらず艶やか。
しかもこの舞台で踊る初風さんを観ることになるとは思わなかった。
紅一点の彼女の存在は、舞台をとても和らげてくれていた。

さあ、来週からまた、本家宝塚ワールドへ戻ります!


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ツグノフの森@三鷹市芸術文化センター 星のホール  [観劇]

大阪・福岡と廻ってきて、ラストの東京公演も明日が千秋楽だそうです。
と言っても、私が観に行ったのは、先週の土曜日。
あまりの暑さにやられてしまって、すっかりUPするのを忘れていた・・・・
三鷹駅、もう何百回と通過しているけど、降りたのは初めて。
会場まで炎天下を歩いて行くという暴挙に出てしまった(^_^;)

すっかりヘロヘロになって会場入りし、涼しい場内、当然ながら暗い客席、
そういう状態で臨んでしまい、時々自分の集中力が途切れてしまったことを
差し引くとしても。
G2氏の迷走ぶりを感じずにはいられなかった。
言わんとすることはわかるけど、何だろう、この消化不良な感じ。
バラバラだったピースが組み立て終わって、辿りつくラストシーン。
最後の最後までひっぱった結果がこれ?みたいな失望感を拭い切れず。

片桐仁さんは、あくまでも彼らしさを失わない安定した演技。
私は福田転球さんの関西人らしいプリティさが好きなのだが、それは
この作品でも生かされていたと思う。福田さんには癒されたなぁ。
そして、不思議な存在感で異彩を放つ久ヶ沢さんは、今回も飛ばしまくっていた。
キャストの皆さんの熱演は買うんだけどね・・・・・いかんせん、作品と演出がねぇ。

去年の「魔界転生」もピンと来なかったし、G2氏これでいいのか、と思うのだが
またやるんですね(汗) 「憑神」@新橋演舞場、主演:中村橋之助
その前に「東京タワー」もあるし。すっかり売れっ子演出家のG2氏。

Piperの後藤ひろひと(大王)と一緒にやってる作品は好きだったんだけどなぁ。
で、そのPiperはこの夏、結成10周年記念公演”ひーはー”を上演する。
大王観るの久しぶりだわ。2ヵ月後が楽しみ~♪


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薮原検校@シアターコクーン [観劇]

極悪そうなポスターと、あらすじの印象から、どんだけぇ~
どす黒い舞台なのかと覚悟して臨んだのだが。
作:井上ひさし、演出:蜷川幸雄、音楽:宇崎竜童という最強タッグ、
そして何より主演の古田新太の怪演により、予想外に
楽しく、面白く、軽妙なドラマだった。
とてつもなく暗いバックグラウンドを背負った、悪党の主人公。
しかし、古田が演じると、どんな極悪人も、どこか愛すべき
キャラクターに塗り替えられてしまうから不思議だ。
古田と田中裕子以外は一人何役もこなす役者さん達。
達者な人ばかりで見事だった。
盲太夫の壌さんのナレーションの素晴らしいこと!
あの美声で、もの凄いボリュームの語りをテンポよく繰り出す
プロの技にすっかり心酔してしまった。

極悪非道・品性下劣な主人公、杉の市と対照的な存在として
登場する、学問に長けて品格のある塙保己市。
でも、この人実はすごーい腹黒でSですよ、絶対。
「最後に蕎麦を腹いっぱい食べさせてあげなさい・・・・・
いらないと言っても無理にでも食べさせるように」
という台詞にいやーな予感はしたのだが、果たして
ラストシーンは衝撃的だった。

上演時間が長いので、ちょくちょく意識を失いかけたものの(汗)
見応えのある、面白い作品だった。
古田新太さんは、ほんとにいい仕事するなぁ。


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Studio Life ”ロミオとジュリエット”@紀伊國屋ホール [観劇]

Studio Life シェークスピア作品第二弾である。
ここ数日、宝塚ばかり観ていたので、男だけの舞台がとても新鮮だった。
男性の動きは早くて瞬発力が凄いわ・・・・殺陣の迫力もハンバじゃない。
ロミオが一瞬にして地面からバルコニーに飛び乗ったのにちょっと感動。

本日のキャストは、Sighori(シニョーリ)チーム。
Junior7同士の若々しいロミオとジュリエット。イメージにぴったりである。
元祖バカップル振りが、初々しくて全く違和感がなかった。
荒木くん@ロミオは本公演初主演だと思うが、世間知らずな貴族のお坊ちゃま、
若さゆえの純粋な情熱だけで突っ走るロミオにうまく嵌っていた。
時折、台詞が棒読みになったり、舞台上での所作にまだぎこちなさが残ったり、
と余裕のない一面は見られるが、それを補って余りある熱演だった。
一方の松本くん@ジュリエットは、前々作からたて続けに主演しているだけあって、
堂々としたヒロインぶり。もともとヘタレ男のロミオに対して、ジュリエットの方が
しっかり者で勇気もあり、前向きなので、この二人の関係性が自然に滲み出ていた。

重要人物、ロレンス神父。今回の舞台でのロレンスは、”自責の念にかられ、
苦悩し続ける僧”が強調されている。これを、巧者・山﨑さんが緩急使い分け
的確な演技で表現している。役に納得性を持たせることにかけては、山﨑さんと
林さんは秀逸だ。そう、林さん@キャピュレット夫人も、いつもながらにたおやかで
存在感のあるお母様だった。

Junior7の面々は、主役の二人といい、今回もベンヴォーリオを過不足なく
演じて、いつも安定感のある関戸くん(眉毛がちょっと気になるけど)といい、
少年従者が可愛らしい吉田くんや、美女も美少年も素でできる三上くん、
等逸材揃いだが、Junior8の仲原くんも前作に引き続き大活躍で、
涼しげな貴公子パリスを好演。
若手の勢いを感じる。
そして、中堅の曽世さん・高根さんが、ガッチリと脇を固めて舞台に安心感を
与えてくれていた。私としては、この二人は主役よりこのようなサブキャラを
演じている方が好きである。
今日も曽世さん、思い切り伸び伸び、自由にやっていた気が・・・・・

宝塚その他の観劇予定etc.で、残念ながら、Erbe(エルベ)チームを観に行く
機会は無さそうだ。ただ、顔ぶれを見る限り、シニョーリチームの方が、
原作のイメージに近いのではないかというのが印象。
個人的には、客演の坂本マキューシオと奥田ティボルト、そして小野ベンヴォーリオの
3人に非常に興味があるのだが。

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相方のSちゃん、最初間違えて、紀伊國屋サザンシアターの方に行っちゃったらしい。
ぎりぎり間に合ってよかったね♪


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”エリザベート”ウィーン版@新宿コマ劇場 [観劇]

ウィーン版の東京公演はコンサート・ヴァージョン。
でもこの作品は、コンサート形式で充分成立するということを実感した。
東宝版とはいえ内容が頭に入っていることもあるのだろうが、
もともと全編が歌というオペラ形式だからかも。
シルヴェスター・リーヴァイの素晴らしいメロディーを久しぶりに堪能した。

ウィーン版エリザベート役のマヤ・ハクフォートは、骨太で、男前で
たくましいシシィだった。
トートの妨害も何のその、私は一人でばりばり行けまっせー、みたいな勢いを
感じた。うん、運命に翻弄されるだけじゃなくて、自らいろんなものと敢えて
闘う強靭さを持ったエリザベートってのもありだよね。
一方のマテ・カマラス@トートは、愛嬌があってチャーミングな帝王、というのが私の印象。
だからエリザベートをなかなか捕らえられないんじゃない?と思わせるような。
こういうトートもあるんだな。黄泉の帝王であるトートは元々性別とか
年齢とか全てを超越した存在なのだから、いろんなアプローチが可能なのだ。
やんちゃ坊主風なトートを見ながら、(やっぱり、去年の武田真治も悪くはなかった)
と改めて思ったのだった。ただ、武田の場合は歌唱力に難があるが・・・・・

そして、既に評判になっているようだが、ルカス・ペルマン@皇太子ルドルフ!
めっさイケメン、まさに王子様そのものですよ。
こーいう人見るとなるほど日本人は敵わない、とすんなり降参する。
しかも歌はちゃんと勉強してきているだけあってうまい。
風貌にあった細めのテノールでの<闇が広がる>、良かったなぁ。
ビジュアル込みで聴いているから、相乗効果なんだろうけど。

ブルーノ・グラッシーニ@ルキーニ、こちらも本物のイタリア人。
やはり客を乗せるのが上手い!
マルクス・ポール@フランツ・ヨーゼフは見た目は立派なカイザー
そのものだったが、歌は思ったよりは普通。
鈴木綜馬さんの歌唱の方が胸に染みた・・・ような気がする。

ルカス・ペルマン、この機に日本で荒稼ぎなのか、中川晃教や大沢たかおとの
共演が決まっているようである。観に行っちゃおうかな♪


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コンフィダント・絆@PARCO劇場 [観劇]

3人の天才と1人の凡人と1人の女の物語。
それぞれの役者の個性がぶつかり合った、三谷作品にしては笑いが抑え目な分、
ストンと胸に入ってくる、そんな舞台だった。
生瀬さん@ゴッホは、やはり上手い。ゴッホの純粋さ、哀しさ、狂気、そして可笑しさを
的確に描き出していた。
中井さん@スーラと寺脇さん@ゴーギャンも、それぞれにうまくキャラクターを出していたが、
私としては、今回秀逸だな、と思ったのは、シュフネッケルに扮した相島さんだった。
3人もの天才画家に囲まれていながら、自分だけその才に恵まれていないことに
哀しいほどに全く気づかない、ピエロのような存在の彼。
そして最後に現実を突きつけられた時の彼の表情、慟哭、観ていて胸が詰まる思いだった。
3人の天才達もそれぞれにコンプレックスを抱えている。
田舎からパリに憧れて家出してきたモデルのルイーズも然り。
堀内さんは、劇団四季出身のメリットがいい意味でうまく生かされる役どころだったと思う。
歌と芝居が巧みで、それでいて、紅一点でありながら浮いてしまうことなくその場に溶け込んでいた。
皆、自分の中にある負の部分を自覚していて、密かに苦しみ、悩んでいる。
シュフネッケルだけがいつも明るく、みんなも友情で結ばれていると愚かしい程に信じきって
いるところが逆に哀れさを誘うのだが、結局そんな彼のおかげで、天才画家3人は、
共に絵を描き、刺激を与え合う場を得られたのだ。
5人それぞれが抱えているものにいちいち共感を覚えてしまって、げらげら笑いながらも
今日は感慨深くなる場面の方が多かったなぁ。

ピアノの生演奏のみの音楽もパリのアトリエの雰囲気にぴったり。
二幕の最初で、三谷さんがいきなり出てきてアコーディオンでテーマ曲弾き始めたのは
嬉しい驚きだった。私の席は下手寄りの前列だったので、すぐ目の前で演奏する三谷さんを
じっくりと観ることができた。あれはいつものことなのか、今日がラッキーだったのか?

それにしても芸能人がたくさん来てたなあ。終演後、ぞろぞろと楽屋の方に入っていくのを
遠目に見ながら、三谷作品は相変わらず芸能人に人気があるな、と実感したのだった。
まあ、出演者がネームバリューある人ばかりだしね。

今年のラインナップの中で、すごーく観たくて観たくてたまらなかった作品の一つだったので
無事に、しかも良いお席で観られて本当に良かった・・・・自力では玉砕だったし。
Tさん、いつもありがとうございます。この場を借りて篤く御礼申し上げます<m(__)m>


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復活 [観劇]

すっかり更新サボってました(汗)
2月に行った舞台のレビューもupせずじまい…
2月から3月前半は、公私共忙しく、観た舞台といえば、
・宝塚月組東京公演
・Studio Life 'DAISY PULLS IT OFF'
・ひばり

ライフのデイジーについては、いろいろ思うところがあったのだが、
時間が経って記憶がかなり跳んでしまったf^_^;
とりあえず
ジュニア7に期待!
松本君、三上君、荒木君…みんな可愛くて一生懸命でよろしい!
舟見君のヒロインはそろそろワンパターン化して新鮮味なし。
山本君の女子高生は予想を上回り、可笑しくてハマっていた。
倉本校長大好き。
HONESTA QUAM MAGMA!
以上。

“ひばり”は、松たか子の力量、声量に脱帽。
それだけ?

やっぱり時間経つと感慨が薄れちゃうのねー
反省。


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